なぜ報道されない?岩屋外相の「別世界」すぎる暴言―イスラエルのガザ攻撃に驚愕の認識

会見する岩屋外相
2023年10月から続くイスラエルの猛攻撃で、パレスチナ自治区ガザの状況は世界最悪レベルの人道危機となっています。何とかイスラエルの攻撃を止めるべく、これまで同国を支持・支援してきた欧州各国やカナダ、オーストラリア等も外交的圧力として、パレスチナを国家として承認することを表明しました。そうした中、石破首相が国連でイスラエルを批判したことが日本のメディアやSNSでも話題となりましたが、一方で、パレスチナの国家承認を見送ることを岩屋毅外務大臣が今月19日の会見で表明しており、そこで語られたことを石破首相も国連での演説で踏襲しています。「口先だけ」とも受け取られ得る日本の外交ですが、実は、19日の岩屋外相の会見では国家承認の見送りよりも酷い発言があったことを、日本のメディアのほとんどが報じていません。
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- 〇岩屋外相の問題発言
- 〇イスラエルのガザ攻撃がジェノサイドである理由
- 〇日本にはジェノサイドを止める義務がある
- 【解説】イスラエルによるガザでのジェノサイド報告書の主な内容
- 〇A 集団の構成員の殺害(抜粋)
- 〇B 集団の構成員に重大な肉体的または精神的な危害を加えること(抜粋)
- 〇C 身体的被害をもたらすことを意図して生活状況を悪化させること(抜粋)
- 〇D 集団内の出生を妨げる措置(抜粋)
- 〇 ジェノサイドの意図(抜粋)
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